
上司に「仕事を辞めたい」と伝えるのは、それだけで気が重いものです。
しかもLINEとなると、失礼に見えないか、怒らせないかが不安になりやすいと思われます。
一般的なマナーでは退職は対面や電話が優先とされています。
ただ、体調不良や家庭事情、リモートワークなどで対面が難しいケースも増えており、緊急時の代替手段としてLINEを使う場面もあるようです。
この記事では、上司に送っても角が立ちにくいLINE例文を、コピペしやすい形でまとめます。
「挨拶・理由・退職日・謝罪・手続き依頼」を短く入れる基本形を押さえると、文章が作りやすくなります。
- ✨ 上司に送る「仕事辞める」LINEの基本構成とマナー
- ✨ そのまま使える例文(丁寧・やわらかめ・相手別・短文)
- ✨ 避けたい言い方と言い換え、使い分けのポイント
結論
仕事辞めるLINE例文を上司に送るなら、「挨拶→突然の連絡の謝罪→退職の意思と理由(簡潔)→退職希望日→手続き相談」の順で短くまとめるのが無難です。
本来は対面が望ましいとされますが、体調不良や家庭事情などで難しい場合は、「本来は直接お伝えすべきところ」を添えてLINEで切り出す形が使われます。
退職日は急に決め打ちせず、就業規則や引き継ぎ状況に配慮しつつ、相談の余地を残すとトラブルになりにくいです。
そのまま使いやすい基本例文
例文1:まずは面談のお願いとして送る(基本形)
①例文タイトル
面談で退職の相談をしたい(基本形)
②実際に使えるLINE例文
〇〇さん、お疲れさまです。
ご相談がありご連絡しました。
退職についてお話ししたく、近いうちにお時間をいただけますでしょうか。
お忙しいところ恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。
③向いている相手
普段から連絡が取りやすい上司の〇〇さん。
④伝わる印象
丁寧で、段取りを踏もうとしている印象です。
⑤注意点
急ぎの場合は「本日中にお電話可能でしょうか」など期限を添えると伝わりやすいです。
例文2:LINEで退職意思まで伝える(対面が難しい前提)
①例文タイトル
対面が難しいため、LINEで退職の意思まで伝える
②実際に使えるLINE例文
〇〇さん、お疲れさまです。突然のご連絡失礼します。
一身上の都合により、退職させていただきたくご連絡しました。
本来は直接お伝えすべきところ、事情によりLINEでのご連絡となり申し訳ありません。
退職希望日は〇月〇日を考えております。手続きや今後の進め方について、ご指示いただけますでしょうか。
③向いている相手
対面・電話が難しい状況で、まず意思表示が必要なときの上司の〇〇さん。
④伝わる印象
礼儀を守りつつ、必要情報が揃った印象です。
⑤注意点
理由は深掘りされやすいので、LINEでは簡潔に留め、詳細は面談で話す形が無難です。
少し丁寧な例文
例文3:体調不良で出社できず、まずLINEで伝える
①例文タイトル
体調不良で対面できないことを添える
②実際に使えるLINE例文
〇〇さん、お疲れさまです。
体調不良が続いており、出社して直接お話しすることが難しい状況です。
突然で大変申し訳ありませんが、一身上の都合により退職の意思をお伝えいたします。
退職希望日は〇月〇日です。必要な手続きや提出物があれば、このLINEでご指示いただけますでしょうか。
③向いている相手
欠勤が続いていて、まず連絡を入れたい上司の〇〇さん。
④伝わる印象
事情への配慮があり、誠実な印象です。
⑤注意点
診断書の要否などは会社ごとに異なるため、指示を仰ぐ書き方が安全です。
例文4:引き継ぎ意思を明確にして円満寄りにする
①例文タイトル
引き継ぎに協力する姿勢を入れる
②実際に使えるLINE例文
〇〇さん、お疲れさまです。突然のご連絡失礼します。
私事で恐縮ですが、〇月〇日を目途に退職させていただきたく考えております。
急なお話となり申し訳ありません。
可能な範囲で引き継ぎは責任をもって対応したいので、今後の進め方をご相談させてください。
③向いている相手
業務量が多く、引き継ぎが重要な部署の上司の〇〇さん。
④伝わる印象
一方的ではなく、調整する姿勢がある印象です。
⑤注意点
「可能な範囲で」は便利ですが、誤解される場合もあるため、可能なら具体的な期間も添えると丁寧です。
やわらかい例文
例文5:事情は濁しつつ、相談ベースで切り出す
①例文タイトル
理由は深く書かず、相談として送る
②実際に使えるLINE例文
〇〇さん、お疲れさまです。
少しご相談したいことがあり、ご連絡しました。
私事で恐縮ですが、退職について一度お話しさせていただけないでしょうか。
お手すきの際に、面談またはお電話のお時間をいただけますと助かります。
③向いている相手
関係性は悪くないが、退職理由を文章にしたくないときの上司の〇〇さん。
④伝わる印象
柔らかく、相手の都合も立てる印象です。
⑤注意点
急ぎのときは「本日中」「明日まで」など期限を入れないと後回しになりやすいです。
例文6:感謝を先に置いて角を立てにくくする
①例文タイトル
お礼を添えて、退職の意思を伝える
②実際に使えるLINE例文
〇〇さん、お疲れさまです。
いつもご指導いただきありがとうございます。
突然で申し訳ありませんが、一身上の都合により退職を希望しております。
退職希望日は〇月〇日です。今後の手続きや面談の設定について、ご都合を教えていただけますでしょうか。
③向いている相手
お世話になった上司の〇〇さん。
④伝わる印象
感謝が伝わり、冷たく見えにくい印象です。
⑤注意点
感謝は効果的ですが、長文にしすぎると要点がぼやけるため短くまとめます。
相手別の例文
例文7:正社員向け(就業規則・手続きに配慮)
①例文タイトル
正社員の上司に送る(手続き確認を入れる)
②実際に使えるLINE例文
〇〇さん、お疲れさまです。突然のご連絡失礼します。
一身上の都合により、〇月〇日をもって退職したくご連絡いたしました。
本来は直接お伝えすべきところ、まずはLINEでのご連絡となり申し訳ありません。
退職届の提出方法や手続きについて、必要な対応をご指示いただけますでしょうか。
③向いている相手
正社員として退職手続きが多い職場の上司の〇〇さん。
④伝わる印象
事務手続きへの配慮があり、ビジネス的に整った印象です。
⑤注意点
会社によって退職希望日の扱いが異なるため、「ご相談させてください」を添えるのも手です。
例文8:アルバイト向け(店長に送る)
①例文タイトル
バイトを辞める連絡(店長に送る)
②実際に使えるLINE例文
店長さん、お疲れさまです。突然のご連絡失礼します。
家庭の事情により、アルバイトを退職させていただきたくご連絡しました。
退職希望日は〇月〇日です。シフトの調整などご迷惑をおかけし申し訳ありません。
制服の返却や手続きについて、必要なことがあればご指示ください。
③向いている相手
店長さん、シフト管理者の方。
④伝わる印象
現場の実務(シフト・返却物)に配慮している印象です。
⑤注意点
繁忙期は調整が必要になりやすいため、代替日を提示できるとより丁寧です。
例文9:直属ではないが、現場責任者に送る場合
①例文タイトル
現場責任者へ先に連絡する(順番に配慮)
②実際に使えるLINE例文
〇〇さん、お疲れさまです。突然のご連絡失礼します。
退職の件でご相談があり、まずはご連絡いたしました。
本来は直属の〇〇さんへ先にお伝えすべきところですが、至急ご相談したく、取り急ぎ〇〇さんへご連絡しております。
差し支えなければ、連絡の進め方をご指示いただけますでしょうか。
③向いている相手
現場責任者やリーダーの〇〇さんに先に伝えざるを得ない状況。
④伝わる印象
順番の配慮があり、勝手に進めていない印象です。
⑤注意点
社内ルールによっては「直属が最優先」の場合もあるため、可能なら同時に直属にも連絡します。
短めに送りたい時の例文
例文10:最短で「退職の相談」だけ送る
①例文タイトル
短文で面談依頼だけ
②実際に使えるLINE例文
〇〇さん、お疲れさまです。
退職の件でご相談があり、面談のお時間をいただけますでしょうか。
可能なお時間帯をご教示ください。
③向いている相手
まずは口頭で話したい人。
④伝わる印象
要点が明確で、読みやすい印象です。
⑤注意点
短い分だけ冷たく見える場合があるため、関係性に応じて「お忙しいところ恐れ入ります」を足します。
例文11:短文で「退職意思+希望日」まで送る
①例文タイトル
短文で退職の意思と希望日
②実際に使えるLINE例文
〇〇さん、お疲れさまです。突然のご連絡失礼します。
一身上の都合により、〇月〇日を目途に退職を希望しております。
今後の進め方をご指示いただけますでしょうか。
③向いている相手
事情があり、早めに意思表示が必要な上司の〇〇さん。
④伝わる印象
端的で、必要情報がある印象です。
⑤注意点
希望日が早すぎると反発を招く可能性があるため、就業規則や引き継ぎを踏まえます。
避けたい言い方・言い換え例
LINEは短く送れる反面、言い方が強く見えやすいです。
ここでは、よくあるNG寄り表現と、角が立ちにくい言い換えをセットで整理します。
- 避けたい:「もう無理なので辞めます」
言い換え:「一身上の都合により退職を希望しております」 - 避けたい:「給料が安いので辞めます」
言い換え:「個人的な事情により退職を考えております(詳細は面談でお伝えします)」 - 避けたい:「来週で辞めます。手続きお願いします」
言い換え:「〇月〇日を目途に退職を希望しております。手続きや進め方をご相談させてください」 - 避けたい:「新しいことに挑戦したいので」だけで終わる
言い換え:「一身上の都合により退職を希望しております(詳細は直接お話しします)」 - 避けたい:「LINEで言っておきます」
言い換え:「本来は直接お伝えすべきところ、取り急ぎLINEでご連絡いたします」
使い分けのポイント
どの例文を選ぶかは、「対面できるか」「急ぎか」「相手との距離感」で決めると迷いにくいです。
対面や電話が可能なら、まずは「面談のお願い(例文1・10)」が無難です。
体調不良や家庭事情などで難しい場合は、「本来は直接お伝えすべきところ」を入れた上で、退職意思まで伝える形(例文2・3)が使われやすいです。
また、文章は長くなるほど丁寧に見える一方で、要点が埋もれがちです。
挨拶・謝罪・退職意思・希望日・手続き相談だけに絞ると、読み手の負担が減ります。
退職希望日は、法律上は原則として退職の意思表示から2週間で退職できるとされます。
ただし実務では就業規則や引き継ぎが関わるため、「希望」として伝え、相談の余地を残すほうが揉めにくいと思われます。
よくある質問(FAQ)
LINEだけで退職連絡を完結させても大丈夫ですか
一般的には対面や電話が望ましいとされ、LINEはフォローや緊急時の代替として使われることが多いです。
LINEで意思表示をした後に、面談・電話・書面提出へ進む流れが無難だと考えられます。
退職理由はLINEでどこまで書くべきですか
LINEでは「一身上の都合」「家庭の事情」など、短い表現に留める人が多いようです。
詳しい背景は、面談で伝えるほうが誤解が起きにくいと思われます。
上司から「出社して話して」と言われたらどうしたらいいですか
可能であれば日程調整して応じるのが円満につながりやすいです。
難しい場合は、体調や家庭事情を理由に「電話なら可能」「オンラインなら可能」など代替案を出すと進めやすいです。
アルバイトでも「2週間前」ルールは同じですか
一般論としては、退職の意思表示から2週間で退職できるとされています。
ただしシフト制の現場では調整が必要になりやすいため、早めに相談し、最終出勤日や返却物(制服など)も合わせて連絡するとスムーズです。
既読がついて返信がないときはどうすればいいですか
急ぎであれば、半日〜1日ほど待ってから「お忙しいところ恐れ入ります。ご確認いただけましたでしょうか」と短く追伸する方法があります。
それでも難しそうなら、電話やメールなど別手段も検討されます。
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まとめ
仕事辞めるLINE例文を上司に送るときは、対面が望ましいという前提を踏まえつつ、事情がある場合はLINEで丁寧に意思表示する形が選ばれています。
文章は「挨拶→謝罪→退職意思→理由(簡潔)→希望日→手続き相談」にすると、短くても失礼に見えにくいです。
また、ネガティブな理由の書き方や、急すぎる日付の断定は避け、相談の余地を残すと進めやすいと思われます。
背中を押す一言
送る前は不安でも、文章の型さえ押さえれば、必要なことはきちんと伝わります。
まずは一番近い例文を選び、日付と相手の名前だけ整えて送ってみてください。