
取引先さんや社内の先輩に、LINEで連絡してよいのか迷うことがあります。
特に「ラインで失礼します」という前置きは、相手への配慮を示せる一方で、使い方によっては堅すぎたり、逆に軽く見えたりする可能性があります。
この記事では、ビジネスシーンで「ラインで失礼します」を使うときの基本と、そのままコピペしやすい例文を多めにまとめます。
初回連絡、急ぎの連絡、相手別など、状況に合う言い方を選べるように整理しています。
- ✨ ビジネスで「ラインで失礼します」を使ってよい場面の目安
- ✨ そのまま使える「ラインで失礼します」例文(丁寧・やわらかい・短文・相手別)
- ✨ 失礼に見えにくい言い換えと、メールとの使い分けのヒント
ビジネスで「ラインで失礼します」を使うなら、前置き+用件短めが無難です

「ラインで失礼します」は、LINE連絡そのものへの配慮を示す前置きとして、ビジネスでも使われることがあります。
ただし、初回連絡や改まった要件では、相手の社風や関係性によってはメールが好まれる可能性があります。
迷う場合は「LINEで失礼いたします」など少し丁寧にし、名乗り+要件+相手が返信しやすい締めに整えるのが無難です。
そのまま使いやすい基本例文

例文1:名乗ってから用件を伝える(社内・取引先どちらも)
①例文タイトル
名乗り+ラインで失礼します(基本形)
②実際に使えるLINE例文
お疲れさまです。○○会社の○○さん(氏名)です。
ラインで失礼します。先ほどの件、念のため共有いたします。
③向いている相手
社内の先輩さん、取引先さん(既にLINE交換済み)
④伝わる印象
丁寧で、連絡手段への配慮がある印象です。
⑤注意点
「先ほどの件」だけだと分かりにくい場合があるため、案件名を一言足すと安心です。
例文2:急ぎの連絡でLINEを選ぶ(理由を添える)
①例文タイトル
急ぎのためLINEで連絡(基本形)
②実際に使えるLINE例文
お疲れさまです。ラインで失礼します。
急ぎのためLINEでご連絡しました。○○の締切が本日中のため、ご確認いただけますでしょうか。
③向いている相手
社内の同僚さん、進行中案件の取引先さん
④伝わる印象
なぜLINEなのかが明確で、納得感が出やすいです。
⑤注意点
相手の就業時間外の可能性があるため、夜間は「ご都合のよいタイミングで」と添えると角が立ちにくいです。
少し丁寧な例文
例文3:「LINEで失礼いたします」に言い換える(改まった相手向け)
①例文タイトル
丁寧語で整える
②実際に使えるLINE例文
○○会社の○○さん(氏名)です。
LINEで失礼いたします。○○の件で一点確認があり、ご連絡いたしました。お手すきの際にご返信いただけますと幸いです。
③向いている相手
取引先の担当者さん、目上の方
④伝わる印象
礼儀正しく、押しつけ感が少ない印象です。
⑤注意点
丁寧にしすぎるとLINEの即時性と合わないこともあるため、用件は短くまとめると読みやすいです。
例文4:初回に近い連絡(LINEでの連絡許可をにじませる)
①例文タイトル
初回寄りの連絡での配慮
②実際に使えるLINE例文
はじめまして。○○会社の○○さん(氏名)です。
LINEでのご連絡、失礼いたします。○○さんよりご共有いただいた件で、日程調整のご相談です。ご都合のよい候補日を2〜3ついただけますでしょうか。
③向いている相手
紹介でつながった相手さん、初回打ち合わせ前の相手さん
④伝わる印象
唐突さが薄れ、丁寧に始めた印象になります。
⑤注意点
初回でLINEが不安な場合は、同内容をメールでも送る選択肢があります。
やわらかい例文
例文5:関係性ができている相手に(硬すぎない)
①例文タイトル
やわらかめの前置き
②実際に使えるLINE例文
お疲れさまです。LINEで失礼します。
○○の資料、最新版をお送りします。ご確認いただけると助かります。
③向いている相手
普段からLINEでやり取りしている相手さん
④伝わる印象
丁寧さを保ちつつ、距離感が近い印象です。
⑤注意点
「助かります」が続くと依頼が多い印象になりやすいので、必要なときだけ使うとバランスがよいです。
例文6:返信を急かさない(相手の負担を下げる)
①例文タイトル
返信のタイミングを相手に委ねる
②実際に使えるLINE例文
LINEで失礼します。○○の件、進捗はいかがでしょうか。
お忙しいところ恐れ入りますが、ご都合のよいタイミングで状況だけ教えていただけますと助かります。
③向いている相手
取引先さん、社内の他部署さん
④伝わる印象
催促になりすぎず、状況確認として受け取られやすいです。
⑤注意点
緊急性が高い場合は、期限を明記したほうが誤解が少ないです。
相手別の例文
例文7:上司さん宛(短くても礼儀を残す)
①例文タイトル
上司さん向けの無難な形
②実際に使えるLINE例文
お疲れさまです。LINEで失礼いたします。
○○の件、先方から回答がありましたので共有します。必要であればこのあとお電話も可能です。
③向いている相手
直属の上司さん、プロジェクト責任者さん
④伝わる印象
報連相が早く、フォロー手段も提示している印象です。
⑤注意点
上司さんがLINE連絡を好まない場合もあるため、最初はメール併用が安心です。
例文8:取引先さん宛(LINEで連絡する理由を添える)
①例文タイトル
取引先さんに失礼に見えにくい形
②実際に使えるLINE例文
○○会社の○○さん(氏名)です。LINEで失礼いたします。
本日中に確認したい点があり、取り急ぎLINEでもご連絡しました。○○の表記について、A案・B案どちらで進めるのがよろしいでしょうか。
③向いている相手
取引先の担当者さん(案件進行中)
④伝わる印象
緊急性と要点が伝わり、判断しやすい印象です。
⑤注意点
機密性が高い内容は、LINEではなくメールや別手段が適する可能性があります。
例文9:社内の同僚さん宛(確認依頼をシンプルに)
①例文タイトル
社内向けの手早い連絡
②実際に使えるLINE例文
お疲れさまです。LINEで失礼します。
○○の資料、提出前に一度だけ見てもらえますか。気になる点があればコメントください。
③向いている相手
同僚さん、近い関係の他部署さん
④伝わる印象
要件が明確で、相手が動きやすい印象です。
⑤注意点
「見てください」だけだと負担が大きいので、見てほしい観点を一言添えると親切です。
短めに送りたい時の例文
例文10:一文で済ませる(既読確認が主目的)
①例文タイトル
最短の前置き+要件
②実際に使えるLINE例文
LINEで失礼します。○○の件、本日中にご確認可能でしょうか。
③向いている相手
社内の相手さん、やり取りが頻繁な取引先さん
④伝わる印象
簡潔で、急ぎの印象です。
⑤注意点
相手の負担が強く出る可能性があるため、乱用は避けたほうが無難です。
例文11:送付だけ(ファイル送信の添え文)
①例文タイトル
資料送付の短文
②実際に使えるLINE例文
LINEで失礼します。○○資料をお送りします(最新版です)。
③向いている相手
社内外問わず、資料共有が主目的の相手さん
④伝わる印象
要点だけ伝える実務的な印象です。
⑤注意点
何の資料か分かるように、ファイル名と同じ呼び方に合わせると混乱が減ります。
避けたい言い方・言い換え例
「ラインで失礼します」は便利ですが、言い方次第で冷たく見えたり、雑に見えたりする可能性があります。
避けたい例と言い換えをセットで整理します。
冷たく見えやすい言い方
- 避けたい:「LINEしたので見てください。」
言い換え:「LINEで失礼します。お手すきの際にご確認いただけますでしょうか。」 - 避けたい:「至急返信ください。」
言い換え:「恐れ入りますが、本日○時までにご返信いただけますと助かります。」
軽く見えやすい言い方
- 避けたい:「LINEでごめんね。」
言い換え:「LINEで失礼します。」または「LINEで失礼いたします。」 - 避けたい:「ちょっと聞きたいんだけど。」
言い換え:「一点確認させてください。」
押しつけに見えやすい言い方
- 避けたい:「これで進めますね。」(合意前)
言い換え:「こちらの内容で進めてよいか、ご確認をお願いいたします。」 - 避けたい:「電話してください。」
言い換え:「お電話のほうが早ければ、こちらからおかけしてもよろしいでしょうか。」
使い分けのポイント
同じ「ラインで失礼します」でも、相手と場面で最適解が変わります。
迷ったときの目安を、シンプルにまとめます。
初回連絡に近いほど「丁寧語+名乗り」が安心です
初めて連絡する相手さんや、紹介直後の相手さんには「LINEで失礼いたします」「ご連絡、失礼いたします」などが無難です。
あわせて、会社名・氏名・要件を短く入れると、相手が状況を把握しやすくなります。
急ぎのときほど「なぜLINEか」を一言添えると誤解が減ります
急ぎの用件でLINEを使う場合は、「急ぎのため」「取り急ぎ」など理由を添えると納得感が出やすいです。
返信期限があるなら、時間や日付を明記したほうが行き違いが減ると考えられます。
文章は短めで、相手が次に何をすればよいかを書きます
LINEは読みやすさが重要です。
「確認してほしい点」「返信してほしい内容」を1つに絞ると、相手が動きやすくなります。
迷うならメール併用も選択肢です
相手の社内ルールが不明な場合や、正式な記録が必要な場合は、メールを正本にしてLINEは補助にする方法があります。
「念のためメールでもお送りしています」と添えると、丁寧さが伝わりやすいです。
よくある質問(FAQ)
「ラインで失礼します」と「LINEで失礼します」はどちらがよいですか
表記としては「LINE」が一般的だと思われます。
ただ、社内で「ライン」と表記する文化がある場合もあるため、相手や職場の慣習に合わせるのが無難です。
「ラインで失礼します」は失礼な日本語ですか
強い失礼表現というより、連絡手段への配慮を示す定型句として使われることが多いです。
より丁寧にしたい場合は「LINEで失礼いたします」への言い換えが選ばれやすいです。
初回からLINEで連絡してもよいですか
相手がLINE連絡を許容している状況(紹介者さん経由でLINE交換済みなど)であれば、問題になりにくい可能性があります。
不安がある場合は、同内容をメールでも送っておくと安心です。
夜や休日に送ってしまった場合はどうすればよいですか
「夜分に失礼いたします」「休日に恐れ入ります」などを添えると、配慮が伝わりやすいです。
ただし、緊急でない内容なら、送信時間を就業時間に合わせるのが無難だと考えられます。
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まとめ
ビジネスで「ラインで失礼します」を使うなら、前置きで配慮を示しつつ、名乗りと要件を短くまとめるのが無難です。
初回連絡に近いほど「LINEで失礼いたします」のように丁寧に整え、急ぎの連絡では「急ぎのためLINEでご連絡しました」と理由を添えると誤解が減りやすいです。
この記事の例文から、相手との距離感に合うものを選んで、そのまま調整して使ってみてください。
背中を押す一言
「失礼にならないかな」と迷える時点で、相手への配慮は十分にできています。
あとは、丁寧な前置きと短い用件に整えて送れば、落ち着いてやり取りしやすくなるはずです。